江戸レシピ バックナンバー
材料
- ・卵
- 4個
- ・揚げ油
- 適宜
- ・煎酒(いりざけ)
- 大さじ4
- ・わさび
作り方
- きれいな揚油を170度に熱し、卵を器に1個ずつ割って確かめながら、一つずつ油の中へ流し入れる。
この時、卵を手前の鍋肌に沿って流し入れる。
箸先を油に浸し、卵白を卵黄に着せかけ、卵黄が半熟になるまで約2分揚げ、揚げ網を使って紙の上にすくい出す。 - 熱いうちに器にとり、煎酒を回しかけ、わさびを添える。
*煎酒が用意できない場合は、卵1個につき、醤油小さじ1/2に酢を少し落とします。
余話
この料理は西洋料理にもあります。“Eufs frits”といい、たっぷりの油に、ボールに割った卵黄の散らないもの入れて揚げた料理です。酸味のあるトマトソースが用いられるのが普通です。
油料理の少ない当時日本で、しかもたっぷりな油で揚げるこの料理は、やはり外国の影響を受けていたのでしょうか。
そしてうまく日本風にアレンジしたものなのでしょうか・・・。
参考文献 江戸料理百選 現代によみがえった江戸料理を一堂に!
現代によみがえった江戸料理を一堂に!
福田浩・島崎とみ子/著
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